施主検査後の対応、是正工事、再検査、引き渡し

施主検査を行った後には、不具合が見つかった箇所について、是正工事、再検査、引き渡しという3つのステップを踏む必要があります。まず、是正工事についてです。施主検査で、不具合が見つかった箇所については、業者に修理や、補修を依頼し、是正工事を行ってもらいます。是正工事を行う際には、具体的な内容や、工期などを業者と話し合い、合意した上で、工事を行うようにしましょう。また、是正工事の内容を記録し、後からトラブルにならないように、証拠を残しておくことも大切です。次に、再検査についてです。是正工事が終わったら、再度、検査を行い、不具合が解消されているかどうかを確認します。再検査は、施主自身が行うこともできますし、専門家(住宅診断士)に依頼することもできます。再検査で、問題がなければ、引き渡しに向けて、準備を進めることができます。そして、引き渡しについてです。再検査で、問題がなければ、いよいよ引き渡しとなります。引き渡しの際には、建物の鍵や、保証書、取扱説明書などを受け取り、契約内容や、重要事項説明書などの書類と照らし合わせて、内容を確認しましょう。また、引き渡し後も、定期点検や、不具合が生じた場合は、業者に連絡し、適切な対応をしてもらいましょう。最後に、施主検査に関する重要なポイントをまとめ、後悔しないマイホームを手に入れるために、何が大切なのかを改めて確認しましょう。まず、施主検査は、建物の不具合や、契約内容との相違点を見つけ出し、引き渡し前に、修正してもらうための、非常に重要な機会です。施主検査を成功させるためには、事前に、しっかりと準備をし、計画的に行う必要があります。チェックリストを作成し、必要な道具を揃え、冷静に、そして丁寧に検査を行うようにしましょう。検査の際には、建物の外観、内装、設備など、様々な箇所をチェックする必要があります。また、設計図書や、仕様書と照らし合わせ、契約内容通りに、建物が建てられているかどうかも確認しましょう。そして、検査中に、不具合が見つかった場合は、業者に、具体的な修正内容を伝え、是正工事を行ってもらいましょう。検査後の対応も重要です。再検査を行い、不具合がきちんと修正されているかを確認し、問題がなければ、引き渡しとなります。施主検査は、時間も手間もかかる作業ですが、後悔のないマイホームを手に入れるためには、決して手を抜くことはできません。